ミックとジャガーを動物愛護センターから譲り受けたときに、
動物愛護センター側から提示された約束事のひとつに「ウイルス感染予防のためのワクチン注射を打つこと」がありました。
そのワクチンというのは、「３種混合ワクチン」と呼ばれているネコ用の標準的なワクチンのことで、子猫のあいだに2～3回接種する必要があります。
ミックとジャガーは動物愛護センターにいたときに、最初の1回を打ってもらっていたので、あと1～2回は私たちが動物病院に連れて行って打ってもらう必要があります。
ということで、行ってきました。
予防接種を受けに動物病院へ。
最初に行ったのは2016年7月9日。ミックとジャガーがうちに来てから約2週間後です。
ミックとジャガーは4月の初旬に産まれたので、年齢が3か月くらい(13週～14週)の頃です。
またこのときが、ミックとジャガーにとって車に乗るのが2回目の日となりました。
最初に乗ったのは、動物愛護センターからうちに連れてきた日でした。
そのときは、ジャガーがキャリーケースの中でうんこをしてしまいました。
すごく緊張したのか我慢できなかったのか、理由は分かりません。
その苦い経験があったので、今回はキャリーケースの中に使い捨ての紙製の敷物を引いて粗相をされても片づけやすいように対策をしました。
前回の粗相が、たまたまトイレまで我慢できなかっただけなら今回の対策で十分ですが、もし車に乗ること自体が大きなストレスとなって粗相をしてしまうなら、また別の対策が必要になります。
今回はそれを見極める機会でもあります。
そしていざ出発！！
動物病院までは15分程度で着きます。車に乗っている時間は短時間なのでそんなにストレスはかからないでしょう。
ジャガーが期待を裏切らずやってくれました。いや、誰も期待していないのですが。
今回は下痢気味のうんこです。
ミックはなんだか平気そうですが、ジャガーは車に乗るとストレスを感じている様子です。ビクついています。
それに、たまたま我慢できなかったのなら、普通の健康的なうんこをするはずです。
しかし、下痢をしたということは、ストレスでお腹を下してしまったのでしょう。
ジャガーはストレスがお腹にくるタイプなんだと分かりました。
うんこを片付けて、すぐに病院に到着。
車内はほんのりとジャガーの忘れ形見の臭いがしたままです(笑)
病院に入ると、ミックとジャガーはキャリーケースの中でこんな状態に。
キャリーケースの一番奥の壁に引っ付いて、めちゃくちゃ怖がっています。
見たことのない場所に来て不安でいっぱいなのでしょう。
このまましばらく待った後、名前を呼ばれて、診療の順番が回ってきました。
そんなこんなで、
今回はジャガーが下痢をしたのが原因で、ワクチンを打つことができませんでした。
また来週、出直しです。
私と嫁は、帰りの車でまたネコたちのお腹の調子が悪くならないか心配でした。
行きとはうって変って、帰りは2匹ともすやすやと寝ていました。
車で緊張したり病院で騒いだりして、疲れちゃったのかもしれません。
ジャガーのお腹は、キャットフードと一緒に整腸剤を二日間くらい服用したら完全に回復しました。
体調が良くなったので、翌週にまた動物病院へ行きました。
今度はジャガーに負担をかけないように、車に乗ってもすぐには発進せず、5～10分くらい時間をおいて、車内に慣れてきてから発進しました。
車内をしばらく自由にウロウロさせることで、猫たちは車内が安全な場所だと理解できます。
前回は車内でもキャリーケースに2匹を入れたままだったのですが、今回はキャリーケースから出しました。
キャリーケースにずっといるのは外の様子が見えない分だけ余計に不安になるので、自由に動ける方が精神的に良いみたいです。
猫用トイレも車の中に持ち込んで、いつ粗相をされても即座に対応できるようにしました。
今回はこれらの対策が功を奏し、ジャガーもミックも元気なまま病院に到着。
ワクチン接種も無事に済んで、家に帰ることができました。
ミックは相変わらず獣医師さんにシャーシャー言ってましたが(笑)
さらに1か月後にもう1回打って、合計3回のワクチン接種が終了。
3種混合ワクチンの接種にかかった費用です。
初回は、ワクチンを打ってもらえず、健康診断と内服薬だけで終わりました。医療費は4,968円。
2回目、3回目は、ワクチンを打っただけでした。医療費は8,336円×2回。
合計21,640円です。
2匹分なので費用も倍かかってます。
3種混合ワクチンは、全ての猫ちゃんが受けるべき予防接種です。
外飼いしている場合は、5種や7種というワクチンの方が良いです。
愛猫の健康のために忘れず受けさせてあげたいですね。
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