前回と前々回の記事で、動物愛護センターから子猫を譲り受けるまでの経緯をお話しました。
この記事はもらった子猫たちが初めて私たちの家に着たときのお話です。
動物愛護センターから家に着いた子ネコたち。
キャリーケースの中でいきなりウンコをするというハプニングから始まりました。
ウンコをした犯人はこの子。
ウンコを我慢できなかったのか、緊張していたのかは分かりませんが、いきなりやってくれました(笑)
子ネコの洗礼です。
まずはキャリーケースを掃除することが飼い主として初めての仕事になりました。
私たちがキャリーケースを掃除している間、子ネコたちは初めて見る環境に戸惑いつつも、部屋中の探索を始めました。
今まで愛護センター暮らしだったので、きっと普通の家にあるものは初めて見るものばかりでしょう。
緊張しつつ、戸惑いつつ、好奇心もありつつという感じでそろそろと家の中を2匹は歩き回ります。
じっと眺めてみたり、においを嗅いでみたり。
この子は流し台の上が気になるようです。ジャンプしても届きませんが、昇りたそうに上を見上げています。
この子は特に緊張の様子もなく、たんたんと部屋を探索をしていました。
1時間ほどで全ての部屋を一周するとだいぶ落ち着いたようでした。
するとさっそく2匹で走り始めました。
じゃれたり、転んだり、ジャンプしたりして運動会の開始です。
私たちを警戒することもなく、来て早々に慣れてくれたみたいです。この子たちは産まれてすぐに親ネコから離されて人にミルクを与えられて育ったので、人間には警戒心がほとんどないようです。
走り回る子ネコたちの愛くるしさに心を打ち抜かれつつ、名前を決めようということになりました。
私はこの子たちに会うまでは女の子らしい可愛い名前にしようと思って名前の候補を考えていたのですが、どの名前もどうにもしっくりきません。ソラとミラって感じじゃないし、ソフィーとサラとはたいぶ遠い感じ。ナックルとヤックルもうーんって感じ…。毛並みが明るい色じゃないので、どうも女の子名前のイメージと合わないんですよね。
考えていた名前の候補の中で唯一合いそうなのはミックとジャガーでした。本当は一番ないなと思っていた名前です。ローリングストーンズのボーカルの男性の名前です。特にジャガーはどうなのかと。ネコなのにジャガーって。せめてギターのキース・リチャーズから取ってキースくらいにしといた方がいいような気がすると思ったのですが、嫁さんは「絶対にミックとジャガーだ。それ以外ありえない」となぜか頑として譲らないので、ミックとジャガーに決定しました。
女の子の子ネコですけど、ミックとジャガーです。
本人たちは男の名前をつけられたことも分からないまま、夜までずっと運動会でした。
ご飯を食べて、また運動会。
トイレをして、また運動会。
とにかく楽しそうに走り回り続けていました。
キャットフードはあまり食べないことがあるかもと動物愛護センターの職員さんが言っていましたが、エサをあげたら物凄い勢いでガツガツ食べていました。心配していたのが嘘のようです。貪り食ってました。トイレもすんなりと覚えてくれて良かったです。
夜12時くらいになってようやく疲れ切ったのか、私の足元で眠り始めました。
こっちがミック
こっちがジャガー
こうして私たちに新しい家族が加わりました。
4月生まれなので生後2か月半くらいの子供たちです。
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