2019年5月27日。
今回も定期健診に行ってきました。
ミックは抗がん剤治療を終えてからも、週に0.5回~1回くらいのペースで嘔吐しています。
ミックは癌になる以前はまったく吐かない猫でしたし、抗がん剤治療が終わってから9カ月も経つのに一向に治まらないのはどうもおかしいです。
獣医師さんによると食道に原因がある可能性が高いとのこと。
今回は「嘔吐」と「吐出」の話をして頂けました。
月に1度の定期健診を受けに動物病院へ
今年の5月はすごく暖かいですね。
なんと北海道で30度を超えた日もありました。
気候が良くなったせいかミックはよくカーペットの上でゴロゴロしています。
気持ちよさそう。
しかし遊ぶ時間は減りました。
暑いせいなのか、体調が悪いのか。理由は分かりません。
見た目には少し元気がないようにも見えなくはないけど、首などのリンパ腺を触ってみても特に腫れなどはありません。
私が過剰に心配し過ぎているだけかもしれませんね。
病院ではそういったミックの状況を主治医のS先生に伝え、触診&聴診&超音波検査を行いました。
超音波検査中はミックの保定を私たちも手伝いました。
モニターに映った動画を見ながら先生は説明をしてくれました。
「ここが膀胱です」「これが腎臓。リンパ腫ができやすいところですけど大きさは問題ないですね」「ここが膵臓。膵臓もリンパ腫ができやすいんですよ」など教えてもらいながら、ひとつひとつの臓器をチェックして頂けました。
エコーって痛くないのに、ミックはジェルを塗られるだけでシャーシャー言います。
そんなこんなで今月も検査を無事に乗り切れました。
体重は3.38kgで前回からほとんど変わらず。
癌の再発はなさそうです。ホッ。
獣医師が考える「ミックの嘔吐が続く理由」
抗がん剤治療を終えて9カ月も経っていれば、通常は嘔吐が治まってきます。
しかしミックの嘔吐が続ているのは何故なのか?
S先生によるとこんな理由が考えられるそうです。
先生は紙とペンで猫の絵をかいて説明してくれました。
※S先生の名誉のために念のため。この下手な絵は私が描いたものです。先生が描いてくれたのは捨てちゃったので恥を忍んで書き直しました(笑)
食道に入った食べ物を吐くことを「吐出」と言うのですが、「嘔吐」とは明確に違うんですよ。
腫瘍が治っても食道は狭いままになっているためにいまだに吐いている可能性がありますね。
しかし吐くペースが増えてきて、体重が減り、明らかに吐出だと分かれば検査した方がいいですね。
ママさんはミックの嘔吐物を撮った写真をS先生に見せました。
ミックの嘔吐物を見た感じでは、吐出のこともあるし、嘔吐のこともあるようです。
食べてからどのくらい時間が経っているかも見極めるポイントですね。
吐いたタイミングのメモと嘔吐物の写真を撮っておけば、次回の検査の時に先生に情報を共有できます。
6月は吐く回数が減るといいなぁ。
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