2018年3月15日。
ミックの抗がん剤治療を開始してから2週目。
先週は大きな副作用もなく無事に終われたのですが、今週は副作用がけっこう出ました。
シクロホスファミドの副作用で食欲不振
ミックが食欲不振になってしまったんです。
抗がん剤(シクロホスファミド)を投与してから、ずっと続いています。
投与後1日目は、キャットフードをいつもの量の1/3ほどしか食べませんでした。
投与後2日目と3日目(今日)は、1/10ほどしか食べませんでした。
さらに今日は1回嘔吐もしました。
毎日飲まなければいけないステロイド(プレドニゾロン)も昨日は飲んでくれず。
今日は何とか飲んでくれましたが…。
消化器系の副作用は3日目あたりがピークになりやすいので、そろそろ改善してくれるかもしれないのですが、明日まで様子見するのはちょっと不安。
体力が落ちてしまうと来週の投与ができなくなる可能性もあります。
2日目の時点で電話で主治医のS先生に聞いたところ「食欲不振はちょっと心配なので、ダメそうなら来てほしい」と言われました。
動物病院で診てもらうことにした
結局、3日目も1日中ほどんど食べなかったので病院に行って診てもらうことに。
キャリーケースの扉を開けるとミックは病院だと勘づいてベッドの下に逃げ込みます。
あいにくこの日は主治医のS先生がお休み。
代わりにY先生に診て頂きました。
すごく優しい表情で私たちと会話をしてくださる30歳くらいの先生です。
前回の治療以降、どのくらい食べてないかを伝えました。
Y先生はメモを取りながら聞いてくれます。
おしっこはどうですか?トイレに行く回数が多すぎるとか、少なすぎるとか。
抗がん剤を打った後から赤くなっていて、もう3日間以上経っているんですけど改善しないんです。
痛がったり、舐めたりはしていませんか?
特にドキソルビシンが血管から外れて漏れてしまうと、酷い状態になります。
もっと黒くなるんですよ。
猫ちゃんも痛がったり、舐めたりします。
病院ではそれで大丈夫と判断してから飼い主さんにお返ししているんですよ。
ですから腕の方は心配いらないと思いますよ。
さなこーさんのお顔がミックちゃんから見えるように横に寝かせましょう。その方がミックちゃんが安心すると思います。
血管は何度も注射をしていると、脆くなってきてしまいますので、できるだけ手は温存しておきたいですからね。
血液を抜いている間、ミックはいつもほど騒ぎませんでした。
やっぱり飼い主の顔が見えていると安心感があるようです。
また、このときはタオルケットでミックを包んで視界を狭くしました。私と嫁さんの顔以外は見えないように隠したんです。
獣医師さんや注射が見えない方が恐怖心が和らぐのかもしれませんね。
血液検査が終わるまで15分程度、待機。
検査結果が出ました。
Y先生は丁寧に説明してくださいました。
ちょっと水分不足、貧血気味だったものの、問題ない範囲。
ほとんどの数字は3月12日に検査したときよりも改善していました。
おそらくというかほぼ確実に消化器系です。
ですから栄養補給のために皮下点滴を打っておきます。吐き気止めもその中に入れておきますね。
今回の点滴で持ち直してくれる可能性も十分にありますので、必要ないかもしれません。
どちらとも言えないところですが、今回は見送ろうと思います。
点滴で対応できますので。
こうしてミックは皮下点滴を打たれました。
たっぷり注射2本分。
今日のお支払いは8640円でした。
いつものように、病院から帰るとミックは疲れてすぐにお眠モード。
今日はなぜか高い場所で寝ていました。
1週目は上手く行って喜んでいたのですが、2週目にして早くも副作用の洗礼を受けています。
今後も一喜一憂が続くのでしょう…
(2018.3.16追記)
今日も食欲が戻らず、点滴を打ちに行きました。
体重も3.54kg→3.36kgに落ちています。
心配だなぁ…
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