愛知県の尾張旭市には「癌などの腫瘍に効験あらたかとされる神社」があるんですよ。
直會神社(なおらいじんじゃ)です。
「會」という字は昔の字で、今の字にすると「会」。
直会と書いて、なおらいと読みます。
直会神社の御祭神と御利益
直会神社の神様は、神直日神(かみなほひのかみ)と大直日神(おほなほひのかみ)。
この神々は人の身の罪穢れを祓い、おもに吹き出物、腫物、近年では癌(がん)に御神徳があるとされていて、お祈りに訪れる方が増えているそうです。
3月の第1週の日曜日は直会神社の春の例大祭が行われていて、そこで「癌封じ祈願」をしてもらえます。
私たちが直会神社のことを知ったのは最近のこと。
初詣で家の近所の神社にお参りに行った時に、その神社の氏子さんと話していたらたまたま癌の話になって、
「直会神社という癌に御利益のある神社があるよ」と教えてもらったんです。
そりゃ渡りに船だってことで、今回お参りに訪れたというわけです。
癌封じ祈願のお問い合わせ
がん封じ祈願をしてもらうには予約が必要で、
連絡先は、澁川神社の社務所に電話することになっています。0561-51-3038。
澁川神社と直会神社は同じ町内にあって、一緒に管理されているみたいですよ。
電話をかけると丁寧に対応してもらえました。
「人間ではなく猫なんですけど大丈夫でしょうか?」と聞いたんですが、快く承諾していただけました。
ご祈祷料は3000円。
癌封じ祈願の当日は春の例大祭
今年の春の例大祭はたまたま3月3日でひな祭りと被りました。
ミックも女の子なのでダブルでめでたい(笑)
当日はあいにくの天気で、小雨が降っていました。
でも大勢の人が集まっていましたよ。
町内のお祭りって感じの雰囲気でした。
車はすぐ近くの尾張旭市勤労福祉会館(渋川福祉センター)の駐車場に止めてOKと案内されたので、駐車スペースも十分にありました。
綿菓子や豚汁が振る舞われていて、とても賑やか。
私たちもいただきました。温まります。
「棒の手」の奉納も観ることができました。
棒の手というのは、尾張旭市に伝わる武芸・棒術のこと。
直会神社の石碑には由来が書かれています。
直師夢想東軍流 棒の手の碑
古誌によれば、古くは村落自営の為、武者修験者に授けられてきた棒術が神事芸能と変わっていく時代の文化文政年間、
森下理右衛門が出来町逢師範のもとで修業し、代々にわたり庄中地区農民に伝授し、文政四年に直師夢想東軍流棒術目録を授け、
これを本巻として譲り、巻として農民の手で相伝され現在に至っている。
尾張旭市棒の手として、昭和三十三年愛知県無形文化財、同五十一年無形民俗文化財として再指定を受ける。
勉強になりますね。
YouTubeにも動画がありました。
一通り神事が終わった後で、神職さんに御祈祷してもらえました。
雅楽の生演奏までしてもらって、なんだか贅沢。
写真もお見せしたかったのですが、「神社で神様を写すのは失礼にあたる」と聞いたことがあるので控えました。
伊勢神宮でも拝殿前までは自由に写真が撮れますが、拝殿以降はNGですもんね。
がん封じのご祈祷は、がんで闘病中の方だけでなく、ミックのように猫でもしてもらえますし、がん予防のためでもOK。がんになっていない人でもご祈祷してもらえます。
料金もリーズナブルですし、腫瘍関連でお悩み・心配のある方はぜひ。
お守りももらえましたよ。
ミックに御祈祷の報告
家に帰って、さっそくミックに報告。
ミックのためにお祈りしてきたよ~♪
ほらお守りだよん。
なにこれ?
クンクン・・・
ガブッ!!
!!
あかん!!やめろミック!!
ミックにはよく分からなかったみたいです。
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