先々週で抗がん剤の投与がすべて終わり、今日は検査日でした。
完全寛解が維持されているか確認するためです。
また今後の検査のことや病気のリスクについても獣医師さんとお話をしてきました。
ミックの検査結果は・・・
ミックは縦隔型リンパ腫といって、胸のあたりに癌(がん)ができました。
見つかった時の年齢はまだ1歳10か月でした。
治療方法は抗がん剤の投与。
縦隔型リンパ腫は部分的な治療では効果が望めないので、外科手術で取り除いたり、放射線治療で治すことができないんですね。
そのため体全体に作用のある抗がん剤が最適な治療法とされています。
ミックは運良く4週目で完全寛解(CR)と診断され、その後さらに癌を小さくするために薬の投与を続けてきました。
今は抗がん剤の治療がすべて終わり、経過観察となっています。
今回の検査の目的は完全寛解を維持していることの確認と現在の健康状態のチェック。
異常を早期発見するためです。
注射などの痛い治療はしないので私としても気が楽でした。
ミックは相変わらずビビリまくっていましたけど(笑)
耳が垂れたのも治ると良いんですけどね。
寛解が維持できています。問題ないですね。
これまでで一番綺麗に写っていますよ。
苦しかった分だけ、今は良い状態になったという感じですね。
ミックちゃんと同じ時期に縦隔型リンパ腫で治療に来ていた子が3頭いたんです。
そういう子たちは抗がん剤が最初からあまり効かないんですよね。他の薬に切り替えて試してみるのですが、なかなか良い結果にはなりにくいです。
治療を始める前にも同じ説明をされました。
助かる子は最初の週から効果が出やすく、助かりにくい子はどの薬も効果が出にくいと。
-
クローナリティ解析(遺伝子検査)の結果を受けて治療方針を決定。専門医のセカンドオピニオンも受けました。
続きを見る
こればかりは完全に運なので、獣医師さんにもできることはありません。
運しかないから私たちは神社にお参りに行ったりもしていたんですよね。
運良くミックに効いてくれたことは感謝しかありません。
何に感謝するべきかも本当は分からないけれど、やっぱり神社へお礼参りには行こうと思います。
勝手に願うだけ願っといて、お礼もしないなんて失礼ですからね。
癌の再発や猫白血病のリスク
A、B、Cと三種類のタイプがあって、ミックちゃんの場合はリンパ腫という形で出てきたのでAかBのどちらか。
がんのリスクが高いです。
相当悪くなるまで普通に食べるし、普通に過ごします。
症状が出てきた時にはかなり進行しているということが多いので、検査で早期発見するのが大切なんです。早い方が治療も効果が高いです。
小指の先、第一関節分くらいのシコリができていないか、触ってあげてください。
どの薬が効くのかひとつづつ最初から試してみて。
効かない場合にはレスキューといって別の薬を試すという感じで。ドキソルビシンは何度も打てないので。
ここからだと車で2時間くらいかかりますよね。週3回となると、飼い主さんへの負担も大きいですね。
幸せに暮らすことだと思います。
将来的には効果のあるものが出てくる可能性はありますが、現時点ではないですね。
ストレスホルモンは免疫力を下げることが分かっていますから。
よく食べて、猫らしい生活を送ることですね。
ありがとうございました!!
ミックちゃんよく頑張ったね♪
いつもみたいに注射しないの!?
ということで、これからは検査を受けるために1ヶ月おきに通院するだけで良くなりました。
よく食べて、よく遊んで、ストレスを感じさせないこと。
楽しく暮らすことがミックの健康に一番良いみたいです。
<次の記事>
-
猫白血病はヒゲを見れば分かる&抗がん剤治療を終了して二か月後の検診
続きを見る
<同じカテゴリーの記事>
-
【ミックのガン闘病記まとめ】縦隔型リンパ腫の発見から抗がん剤治療終了まで
2024/10/28
-
ミックの胸に癌が発見されました。最初の異変から検査までの全記録。
2020/1/10